鹿児島県議会 2020-03-06
2020-03-06 令和2年総務委員会 本文
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 七、審査経過
…………………………
午前十時一分開会
…………………………
◯西村委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから
総務委員会を開会いたします。
当委員会に付託されました案件は、議案第一号など
補正関係議案の七件です。
ここで、
審査日程等協議のため暫時休憩いたします。
午前十時一分休憩
────────────────
午前十時四分再開
2
◯西村委員長 再開いたします。
審査日程につきましては、お手元に配付の日程案のとおり進めてまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
3
◯西村委員長 御異議ありませんので、そのように進めることに決定いたしました。
次に、関係者の出席要請についてお諮りいたします。
議案第一二号鹿児島県
産業廃棄物税条例の一部を改正する条例制定の件の審査におきましては、当議案に関係する環境林務部から、廃棄物・
リサイクル対策課長及び
公共関与処分場担当参事の出席を要請したいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
4
◯西村委員長 御異議ありませんので、そのように決定いたしました。
それでは、ただいまから総務部、
危機管理防災局関係の審査を行います。
まず、議案第一号など議案六件を一括議題といたします。
初めに、総務部長の総括説明を求めます。
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◯平木総務部長 おはようございます。
それでは、
総務部関係から御説明申し上げます。
資料は、表紙下に総務部と記載がございます、補正関係、令和二年第一回
県議会定例会提出議案等の概要に基づきまして御説明申し上げます。
資料の一ページをお願いいたします。
令和元年度三月
補正予算案の概要でございます。
今回の
補正予算案は、一般会計の補正額が百八億四千六百万円の減となっております。補正後の
一般会計予算総額は、八千二百五十六億七千万円となっております。これは、国の経済対策に基づく補正予算に対応した公共事業や
各種交付金・補助金を活用した事業などを追加計上することとしたほか、事業費の確定に伴う減などを行うこととしたものでございます。
なお、中ほどの参考にありますが、財政調整に活用可能な基金の令和元年度末残高見込みは、二百五十億円となっております。
次に、三月
補正予算案の主な内容でございます。
一の国の
補正予算関連事業といたしましては、二百四十億八千七百万円を計上しております。これは、公共事業に百六十五億八千六百万円計上いたしますほか、森林整備・
林業木材産業活性化推進事業などに係る事業費を予算措置しているものでございます。
二ページをお願いいたします。
債務負担行為として、いわゆるゼロ国債を十億二千八百万円計上いたしております。
次に、三ページをお願いします。
一般会計予算の歳入でございます。
一款の県税につきましては、法人二税の減収などによりまして、十六億二千四百万円の減額となっております。
二款の
地方消費税清算金につきましては、全国的な
地方消費税の減収に伴い、他の都道府県から支払いを受ける清算金が減収となる見込みであることから、二十五億四千七百万円の減額を行うものでございます。
五款の
地方交付税につきましては、六億四千九百万円を減額いたしておりますが、
地方交付税の振替として発行する
臨時財政対策債は、八億二千六百万円増額しており、これを含む実質的な
地方交付税は、一億七千七百万円の増となっております。
九款の
国庫支出金につきましては、国の補正予算に係る
各種交付金などを計上する一方で、
公共事業費や
災害復旧事業費の減などもあり、五十億四千百万円の減額を行うものでございます。
十二款の繰入金につきましては、事業費の確定などに伴い、
基金繰入金の減額などを行うものでございます。
十五款の県債につきましては、事業の執行状況などを踏まえた減額を行う一方で、国の補正予算に対応して行う
公共事業等の財源としての
補正予算債の発行などにより増額を行うものでございます。
四ページをお願いいたします。
歳出の目的別経費の内訳でございます。
主なものを申し上げます。
二款の総務費の増は、安心・
安全ふるさと創生基金の積み増しを行うことなどによるものでございます。
六款の
農林水産業費につきましては、国の補正予算に係る
各種交付金を活用した事業の計上などによる増でございます。
十三款の諸支出金の減は、都道府県間における
地方消費税の清算の際の収入額の減少などに伴いまして、
市町村交付金が減少することなどによるものでございます。
五ページが、歳出の性質別内訳、六ページと七ページが、特別会計の補正の状況をお示ししております。
また、八ページから十一ページに、それぞれ公共事業、県単公共事業、
災害復旧事業、ゼロ国債の事業別調書となっております。お目通しいただきますようお願いいたします。
以上で、令和元年度三月
補正予算案の全体の概要説明を終わります。
続きまして、十二ページをお願いいたします。
総務部関係につきまして、御説明を申し上げます。
(一)の表、総務部の令和元年度三月
補正予算案でございますが、一般会計で七億五千二百万円余の増額補正を、
公共土木用地取得先行事業等特別会計で四万円余、
公債管理特別会計で十五億六千四百万円余の減額補正を計上しております。
中ほどの表が、
文化スポーツ局及び
男女共同参画局を除く総務部の令和元年度三月
補正予算案でございます。ただいま申し上げました部の合計から、
文化スポーツ局及び
男女共同参画局分を除いたもので、こちらは一般会計で六億五千四百万円余の増額補正を計上しております。
続きまして、予算議案の主なものでございます。
一の安心・
安全ふるさと創生基金積立金につきましては、安心・
安全ふるさと創生基金の積み増しに伴い、補正をするものでございます。
二の過年度・現
年度税収払戻金につきましては、県税に係る過誤納金の払戻金、還付加算金が増加したことに伴い、補正をするものでございます。
三の
県民税配当割市町村交付金につきましては、
県民税配当割の税収が増加することに伴い、補正をするものでございます。
四の
市町村振興宝くじ交付金につきましては、
宝くじ収益金が増加することに伴い、補正をするものでございます。
五の
財政管理事業につきましては、
かごしま応援寄附金に係る基金への積立てなどに伴い、補正をするものでございます。
十三ページをお願いいたします。
続きまして、その他議案の概要でございます。
(一)の議案第一一号土木その他の建設事業の
市町村負担額について議決を求める件につきましては、事業費及び事業内容の変更に伴いまして、当該事業に要する経費のうち市町村が負担する金額を変更しようとするものでございます。
(二)の議案第一二号鹿児島県
産業廃棄物税条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、令和六年度を目途として、鹿児島県
産業廃棄物税条例の施行状況などを勘案し、必要な措置を講ずることとするため、所要の改正をしようとするものでございます。
(三)の議案第一三号財産の処分について議決を求める件につきましては、魚見町
職員住宅敷地を処分しようとするものでございます。
以上で、
総務部関係の説明を終わります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
6
◯西村委員長 次に、
危機管理防災局長の総括説明を求めます。
7
◯地頭所危機管理防災局長 危機管理防災局関係の令和二年第一回
県議会定例会提出議案等の概要につきまして、表紙の下に
危機管理防災局と書いてあります資料に基づき御説明申し上げます。
一ページをお願いいたします。
令和元年度三月
補正予算案についてでございます。
補正額として、三億八千二百万円余りの減額をお願いしております。
一、予算議案の(二)その他に、主な事業を記載してあります。
無線局非
常用電源設備再整備事業については、設備再整備に係る入札執行残による減額補正でございます。
環境放射線監視測定事業については、
空間放射線量測定装置の更新計画の変更等による減額補正でございます。
消防・
防災ヘリコプター管理運営事業については、消防・防災ヘリの
搭載機器保険が不要となったことによる減額補正でございます。
(三)繰越明許費は、
原子力防災事業について、執行期間が不足することによる繰越しでございまして、四億八千二百万円余りとなっております。
以上で、
危機管理防災局関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
8
◯西村委員長 次に、議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算(第三号)のうち、
歳入予算補正及び
地方債補正について、関係課長の説明を求めます。
まず、税務課長の説明を求めます。
9
◯坂脇税務課長 それでは、議案第一号の令和元
年度補正予算のうち、歳入予算の
県税収入等について御説明申し上げます。
資料は、表紙が水色の予算に関する説明書で、右上に補正関係と記載があるものでございます。
七ページをお開きください。
第一款の県税でございます。
令和元年度の県税収入につきましては、補正前の現計予算額一千四百八十九億三千三百万円余りに対して、十六億二千四百万円余りの減額補正をお願いしております。補正後の予算額は一千四百七十三億九百万円余りとなり、現計予算に対して一・一%の減となっております。
以下、主な税目について御説明申し上げます。
まず、第一項県民税の第
一目個人県民税につきましては、三億一千百万円余りを増額いたしております。これは、所得割の当初賦課の増などに伴うものでございます。
第二目
法人県民税につきましては、二億八千四百万円余りを減額いたしております。これは、令和元年度の収入状況や企業の業績等から、減収を見込んだところでございます。
八ページをお開きください。
第二項の第二目
法人事業税につきましては、六億四千四百万円余りを減額いたしております。これは、令和元年度の収入状況や、製造業、卸・小売業等を中心に企業業績に減速が見られることから、減収を見込んだところでございます。
第三項
地方消費税につきましては、四億六千八百万円余りを減額いたしております。これは、国からの払込額が当初予算額に届かないと見込まれることから、減収を見込んだところでございます。
次に九ページ、第七項
自動車取得税につきましては、一億三千三百万円余りを増額いたしております。これは、
エコカー減税の対象見直しに伴い、増収となったことによるものでございます。
次に、第八項軽油引取税につきましては、五千四百万円余りを減額いたしております。これは、軽油消費量の減少が見込まれることによるものでございます。
十ページをお開きください。
第九項自動車税につきましては、二億百万円余りを減額いたしております。これは、自動車の取得時に課税される第一目の環境性能割において、
消費税率引上げ後の
新車登録台数に減少が見られ、一億四千二百万円余りを減額したこと等によるものでございます。
次に、十一ページの第十二項核燃料税につきましては、三億九千五百万円余りを減額いたしております。これは、当初見込んでいた核燃料の交換体数が減少し、価額割が減収となったことによるものでございます。
第二款の
地方消費税清算金につきましては、二十五億四千七百万円余りを減額いたしております。
地方消費税につきましては、消費税とともに国によって一括徴収され、これを一旦、課税地の都道府県が受け取りました後に、一定の清算基準に基づき都道府県間で清算する仕組みとなっております。当清算金は、この清算により、本県が他の都道府県から支払いを受けるものでございます。
地方消費税につきましては、全国的にも、国からの払込額が当初見込みよりも減額が見込まれているところであり、他の都道府県から支払いを受ける清算金についても減額を見込んでいるところでございます。
以上で、
県税収入等の補正についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
10
◯西村委員長 次に、財政課長の説明を求めます。
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◯青山財政課長 引き続き、同じ資料十一ページの第三
款地方譲与税以降の主なものについて御説明申し上げます。
まず、第三
款地方譲与税でございます。
地方法人特別譲与税につきまして、その原資であります国の
地方法人特別税の減収が見込まれることに伴いまして、十一億七千二百万円の減となっております。
次に、十二ページの第四
款地方特例交付金でございます。交付額の確定に伴いまして、千九百万円余りの増となっております。
次に、第五
款地方交付税でございます。
普通交付税の額の確定に伴いまして、六億四千九百万円余りの減となっております。
なお、三十四ページに記載しております
臨時財政対策債と合わせた実質的な交付税につきましては、一億七千六百万円余りの増となってございます。
次に、第七款分担金及び負担金でございます。公共事業の施行に必要な財源として、市町村等から受け入れる分担金・負担金の額の確定や、国の補正予算に対応した事業費の増に伴いまして、一億六千七百万円余りの増となっております。
次に、十三ページの第八款使用料及び手数料でございます。
収入実績見込みに応じまして、三百万円余りの減となってございます。
次に、十五ページの第九
款国庫支出金でございます。五十億四千百万円余りの減となってございます。
まず、第一項
国庫負担金につきましては、十九億一千万円余りの減となっております。
主な内訳を申し上げます。
十六ページを御覧ください。
第四目
土木費国庫負担金でございます。八億三千四百万円余りの増となっております。これは、第
一節道路橋りょう費国庫負担金の
道路改築事業費につきまして、国の補正に伴う事業費の増等により、国からの負担金が六億三百万円余りの増となったことなどによるものでございます。
十七ページを御覧ください。
第六目
災害復旧費国庫負担金でございます。二十五億四千九百万円余りの減となっております。これは、第二節
土木施設国庫負担金のうち、説明欄上から三つ目の
港湾災害復旧事業費につきまして、
事業費確定に伴いまして、十七億九千七百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
次に、第二項
国庫補助金でございます。二十三億四百万円余りの減となっております。
主な内訳を申し上げます。
十八ページを御覧ください。
第二目
民生費国庫補助金でございます。六億七千万円余りの減となっております。これは、第三節
児童福祉費国庫補助金のうち、十九ページの説明欄の上から三つ目の子ども・
子育て支援事業費につきまして、無
償化等支援事業における市町村の所要見込額の減等に伴い、七億六千七百円余りの減となったことなどによるものでございます。
次に、同じく十九ページの第三目
衛生費国庫補助金でございます。六億九千八百万円余りの減となっております。これは、第二節
環境衛生費国庫補助金のうち、説明欄の上から二つ目の
環境放射線監視測定費につきまして、
環境放射線監視測定施設等の整備における
機器更新計画の変更による減に伴い、二億八千四百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
二十ページを御覧ください。
第五目
農林水産業費国庫補助金でございます。二十一億八千九百万円余りの増となっております。
第
一節農業費国庫補助金につきましては、国補正に伴う増の一方で、事業費の確定に伴う減等により、六億八千万円余りの減となっております。
二十一ページを御覧ください。
第二節
畜産業費国庫補助金につきましては、五億三千七百万円余りの減となっております。これは、説明欄の一番下の
畜産クラスター事業費につきまして、
国庫補助金が事業費の確定に伴い、五億八百万円余り減となったことなどによるものでございます。
第四節
林業費国庫補助金につきましては、二十億八千二百万円余りの増となっております。これは、説明欄の上から二つ目の
林業振興指導費につきまして、
木材加工流通施設等の整備に係る
国庫補助金が、国補正により十七億三千七百万円余りの増となったことなどによるものでございます。
二十二ページを御覧ください。
第五
節水産業費国庫補助金につきましては、十四億四千百万円余りの増となっております。これは、説明欄の上から五つ目の水産加工業の
輸出向けHACCP等対応施設整備事業費につきまして、国補正により七億一千六百万円余りの増となったことなどによるものでございます。
第十節
農山漁村地域整備交付金につきましては、事業費の確定等に伴い、十九億七千百万円余りの減となっております。
二十三ページを御覧ください。
第七目
土木費国庫補助金でございます。三十二億七千百万円余りの減となっております。これは、二十四ページの第十節
社会資本整備総合交付金について、事業費の確定等に伴い、二十九億二千五百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
次に、同じく二十四ページの第九目
教育費国庫補助金でございます。六億六千四百万円余りの増となっております。
第
一節教育総務費国庫補助金につきまして、六億五千百万円余りの増となっております。これは、説明欄の上から六つ目の
公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備事業費につきまして、県立学校の高速大
容量ネットワークの整備等に係る
国庫補助金が、国補正により五億八千九百万円余りの増となったことなどによるものでございます。
二十五ページを御覧ください。
次に、第十目
災害復旧費国庫補助金でございます。六億二千三百万円余りの減となっております。これは、第
一節農林水産施設災害復旧費国庫補助金につきまして、事業費の確定等に伴い、六億二千三百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
次に、第三項委託金につきましては、事業費の確定等に伴い、八億二千六百万円余りの減となっております。
主な内訳を申し上げます。
まず、第
一目総務費委託金が三億二千百万円余りの減となっております。これは、第四節
選挙費委託金の
参議院議員選挙費について、事業費の確定により、国からの委託料が二億二千二百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
二十六ページを御覧ください。
次に、第
四目労働費委託金が二億四千五百万円余りの減となっております。これは、
職業能力開発校費につきまして、
職業訓練受講者の減等により、国からの委託料が減となったことなどによるものでございます。
次に、第八目
教育費委託金が二億五千二百万円余りの減となっております。これは、第二節
社会教育費委託金の国道関係埋文調査費につきまして、
事業費確定により、国からの委託料が二億四千四百万円余りの減となったことなどによるものでございます。
二十七ページを御覧ください。
第十款財産収入でございます。三億一千二百万円余りの増となっております。これは、第一項
財産運用収入及び第二項
財産売払収入につきまして、実績等に基づき、現計予算との差額を補正するものでございます。
続きまして、第十一款寄附金でございます。二千百万円余りの増となってございます。これは、第
一節総務寄附金の
かごしま応援寄附金や鶴丸城御
楼門復元協力寄附金の受入れなどによるものでございます。
次に、第十二款繰入金でございます。七十億五百万円余りの減となっております。
二十八ページを御覧ください。
第二項
基金繰入金が七十億円余りの減となっております。
主なものとしまして、第九目安心・
安全ふるさと創生基金繰入金で七十三億九千万円余りの減となってございます。これは、事業の効率的な執行や事業費の確定などにより、結果的に一般財源が確保できましたことから、補正減とするものでございます。
三十ページを御覧ください。
第十三款繰越金でございます。十六億二千百万円余りの増となってございます。これは、平成三十年度の決算確定に伴いまして、実質収支がプラス四十六億六千百万円余りとなりましたことから、十二月補正後現計予算との差額を補正するものでございます。
次に、第十四款諸収入でございます。十二億七千万円余りの増となってございます。
主なものを申し上げます。
三十二ページを御覧ください。
第八項雑入でございます。十二億五千百万円余りの増となっております。主な要因といたしましては、第一目雑入におきまして、総務部が所管しております、熊本地震及び
東日本大震災復興支援等に係る派遣職員の
給与負担金の受入れや、
くらし保健福祉部が所管しております
介護保険負担金につきまして、各市町村の平成三十年度
介護保険事業の精算に伴いまして、県が市町村に支払っておりました負担金が県に返納されること、農政部が所管しております
肥育牛価格安定対策事業につきまして、平成三十年度までの三か年における事業の精算に伴いまして、補填金の財源となる積立金に残額が発生したことから、
県補助相当額が返還されることによるものでございます。
三十三ページを御覧ください。
最後に、第十五款県債でございます。
各事業の事業費の確定等に伴う減を行う一方で、国の補正予算に対応した三月補正予算の計上に伴います
補正予算債九十三億二千七百万円の発行により、合計で三十七億八千五百万円余りの増となってございます。
なお、県債につきましては、これと連動しまして、お手元に配付しております黄色の表紙の議案書の二十一ページに
地方債補正の表がございます。限度額の補正をしておりますので、併せて御参照いただきたいと思います。
以上で、議案第一
号補正予算の説明を終わります。何とぞよろしくお願い申し上げます。
12
◯西村委員長 以上で説明が終わりましたので、説明のありました
歳入予算補正及び
地方債補正についての質疑をお願いたします。
なお、質疑に当たりましては、関係調書のページ等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
13 ◯瀬戸口委員 税収が大分落ち込んでいるようでありますが、またこれに追い打ちをかけて新型コロナウイルスの情勢があります。今は分からないと思いますが、法人税とか個人税など、経済の動向はどのようでしょうか。
14
◯坂脇税務課長 委員御指摘のとおり、新型コロナウイルスの影響がありますが、まず、今年度の予算におきましては、やはり米中の貿易摩擦の影響等も受けているようでございます。今回の新型コロナウイルスがいつ収まるのかというのもありますので、なかなか見込めないところですけれども、やはり一部、影響があるというふうには見込んでおります。ただ、今後どのように推移していくかはまた見極める必要があるというふうに思っております。以上でございます。
15 ◯向井委員 一点だけお伺いします。
予算等の概要の三ページに県税収入についてありましたが、三ページ一番上の県税十六億二千四百万円、そして
地方消費税清算金二十五億四千七百万円、これを当初見込んでいたがマイナスということだと思うんですが、これは消費税がアップして少し消費者の購買意欲というのが落ちてきたという問題ですよね。
16
◯坂脇税務課長 委員の御指摘のとおり、消費税は十月一日から引上げになっておりますけれども、実際、申告は法人の事業年度に応じて申告されますので、消費税引上げの影響分というのは来年度。例えば三月決算法人ですと来年の五月申告ということになりますので、今、動いている事業年度は、来年度税収のほうに消費税の引上げの分は出てくるというような状況でございます。以上でございます。
17 ◯向井委員 よく分かりました。
ということは、今、予算案を立ててやっているわけですけど、それがまた来年、年が明けての決算のときに、当初予定していた歳入よりマイナスが出てくる可能性というのもあるわけですか。今、非常に消費が低迷してきているので、そこら辺を非常に心配しているんですよね。
18
◯坂脇税務課長 委員の御指摘のとおり、来年度の話になりますけれども、今お話がありました新型コロナウイルスの影響などもありますので、かなり厳しいかなという感想はありますが、今の時点では、ちょっと見通しはできないというようなところでございます。
19 ◯桑鶴委員 ちょっと素朴な疑問なんですが、
臨時財政対策債について、今年の補正後が二百七十二億六千七百万円余りですよね。県債残高が少しずつ減ってきていますが、
臨時財政対策債を加えると、一つも減ってない状況がずっと続いていますね。
そうすると、国は毎年、
臨時財政対策債については
地方交付税で措置するということになっているんですけど、
地方交付税がずっと増えていって、
臨時財政対策債の分も少しは減っていかなければならないのに、むしろ
臨時財政対策債の分もだんだんだんだん積み上がっていく状況の中で、国と地方公共団体のお金の出し入れの関係はどういうふうに整理していかれる方向性にあるんですか。
20
◯青山財政課長 委員お尋ねの
臨時財政対策債でございますが、御指摘のように、発行額については基準財政需要額に全額算入されるということで、交付税措置されるということになっておりまして、しっかり財源措置をされているというふうに認識しておりますが、今後の国・地方の財政関係については、国・地方共に非常に厳しい財政状況にあるということは変わりないことでございまして、骨太の方針等においても、国・地方を合わせた歳出改革に取り組むということがうたわれておりますので、今後、厳しい調整が予想されますが、この中でも、しっかりと必要な需要額については
地方交付税の中で算定されるように、我が県としては開促協等を通じて要望をしていくことが非常に大事かなと思っているところでございます。
21 ◯桑鶴委員 小泉内閣のとき、三位一体改革によってばさっと削られましたよね。
臨時財政対策債のそもそものきっかけは、国にお金がないので、とりあえず地方自治体で起債しておいてくれないかと、据置期間を経た後に、元利とも国が一〇〇%措置していきますよと約束はあったものの、一番心配するのは、また三位一体改革みたいにばさっとやられる機会が、もういよいよ国もまたさらにお金がなくなったよと、景気対策のために一生懸命起債して、今度、景気浮揚対策のためにどんどんどんどんやりますね。また再びああいう事態が来ないとも限らないということを心配しているんですけど、安心して国を信頼していいんですかね。
22
◯青山財政課長 委員御指摘のように、地方財政の在り方については、一義的に地方行財政を所管します総務省と国の財政当局である財務省との間でしっかり折衝というか調整が行われるべきものでございますけれども、鹿児島県としましては、地方財政を所管している総務省に対して地方の実情をしっかり伝えて、所要額がしっかり確保されるように引き続きしっかり要望してまいりたいと、このように考えてございます。
23 ◯桑鶴委員 これ以上言ったってしょうがない、水かけ論になりますからね。
24
◯西村委員長 ほかにありませんか。
[「なし」という者あり]
25
◯西村委員長 ないようですので、
歳入予算補正及び
地方債補正についての質疑を終了いたします。
次に、議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算のうち、歳出予算補正及び繰越明許費補正など議案六件について、関係課長の説明を求めます。
なお、学事法制課長は、文教警察委員会において、教育に関する事項について説明等がありますことから、文教警察委員会に出席しており、まだ対応が終わっていないようです。
当委員会での説明等につきましては、文教警察委員会での対応が終了し、当委員会へ出席してからになりますので御了承をお願いいたします。
まず、人事課長の説明を求めます。
26 ◯向井人事課長 それでは、補正予算関係のうち、歳出予算補正などにつきまして説明いたします。
まず、資料でございますが、三つございまして、一つは議案書でございます。黄色の表紙で右上に補正関係と表示しているものでございます。
二つ目、予算に関する説明書は、横長の水色の表紙で右上に補正関係と表示しているものでございます。
三つ目、補正予算等説明書でございます。議案書と同じく黄色の表紙のものでございます。
以下、各課とも主にこの補正予算等説明書により説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、人事課関係について説明いたします。
補正予算等説明書の表紙から四枚おめくりいただきまして、二ページをお願いいたします。左上に人事課と書いてございます。
まず、第一目一般管理費の職員給与関係費でございます。これは、人事課で予算措置しております職員の給与関係費でございまして、三億七千四百九万三千円の増額補正をお願いしております。これは、主に自然災害の対応などに伴う超過勤務手当の増などによるものでございます。
次に、第二目人事管理費は、二億九千七百八十四万五千円の減額補正をお願いしております。このうち、人事給与管理事務費の二億九千三百十八万九千円の減額補正につきましては、主に退職手当の執行見込みによるものでございます。
次の行政管理事務費の四百六十五万六千円の減額補正は、きらめき職員・職場づくり事業に係る旅費などの執行見込みによるものでございます。
次の第十一目地域振興局費は、七十六万九千円の減額補正をお願いしております。これは、各地域振興局・支庁の運営及び活動に要する経費の執行見込みによるものでございます。
以上で、人事課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
27
◯西村委員長 次に、総務部次長兼秘書課長の説明を求めます。
28 ◯長島総務部次長兼秘書課長 秘書課関係につきまして御説明申し上げます。
同じ資料の三ページをお願いいたします。
第一目の一般管理費で一千四百二十九万二千円の減額をお願いしております。これは、皇室関連事務に要する経費の減などによるものでございます。
以上で、秘書課関係の説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
29
◯西村委員長 次に、市町村課長の説明を求めます。
30 ◯加治市町村課長 市町村課関係につきまして御説明申し上げます。
五ページをお開きください。
第一目市町村連絡調整費の百十五万五千円の増額につきましては、市町村課職員の職員給与費の確定及び市町村の行財政等に関する連絡調整に要する経費の執行見込みに伴う補正でございます。
次の第二目自治振興費の一億五千二百三十三万二千円の減額につきましては、サマージャンボ宝くじの売上げが見込みを上回り、収益金が増加したことによる
市町村振興宝くじ交付金の増、市町村が実施する各種公共施設等の整備に必要な資金の貸付けを行う市町村振興貸付金の執行見込みに伴う補正でございます。
次の第一目選挙管理委員会費の百三十四万四千円の増額につきましては、選挙管理委員会事務局職員の職員給与費の確定及び選挙管理委員会運営事業費の執行見込みに伴う補正でございます。
六ページをお開きください。
第三目県議会議員選挙費の二億六千五百八十五万五千円の減額につきましては、昨年四月に執行されました県議会議員選挙の執行及び啓発に要する経費の執行見込みに伴う補正でございます。
次の第四目
参議院議員選挙費の二億二千二百二十二万八千円の減額につきましては、昨年七月に執行されました参議院議員選挙に係る職員給与費及び執行に要する経費の執行見込みに伴う補正でございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
31
◯西村委員長 次に、財政課長の説明を求めます。
32
◯青山財政課長 それでは、財政課関係の予算につきまして御説明を申し上げます。
七ページをお願いいたします。
第五目の財政管理費でございますが、財政管理費の千三百九十五万九千円の増額につきましては、
かごしま応援寄附金に係る基金への積立て等に伴い、増額補正をお願いしてございます。
次の安心・
安全ふるさと創生基金積立金につきましては、子供から高齢者まで全ての県民が生涯にわたって安心して安全に暮らすことができる地域社会の創生に向けた施策を推進するため、基金へ積立てを行うこととし、二十三億三千三十四万一千円の増額補正をお願いしてございます。
なお、次の八ページの財政調整積立基金積立金で平成三十年度の実質収支の二分の一を積み立てることとしてございますが、これを取り崩し、安心・
安全ふるさと創生基金積立金の財源として活用することとしてございます。
次に、第八目の財産管理費につきましては、公有財産の管理・処分等に要する経費であり、実績の確定等に伴い、二百七十四万二千円の減額補正をお願いしてございます。
次に、第十目の東京事務所費でございますが、公舎借り上げ等の実績の確定に伴い、二百七十六万九千円の増額補正をお願いしてございます。
次に、八ページをお開きください。
第十三目の諸費でございますけれども、財政課が所管しております財政調整積立基金など三基金につきまして、利子収入の確定等に伴います積立金の増額及び減額補正をお願いしております。
なお、財政調整積立基金につきましては、平成三十年度の実質収支の二分の一の額の積立てを今回、補正に計上することとしておりますが、先ほど御説明申し上げたとおり、これを取り崩し、安心・
安全ふるさと創生基金へ積立てをしてございます。
次に、公債費の元金、利子及び公債諸費でございますが、県債の元利償還金の確定等に伴う補正をお願いしてございます。
次に九ページ、
公共土木用地取得先行事業等特別会計の土地開発基金勘定でございます。
歳入のうち、基金運用収入の八万円の減額は、土地開発基金の利子収入の確定に伴うものでございます。
また、繰越金の三万三千円につきましては、平成三十年度の土地開発基金運用益金の繰越金でございます。
次に、歳出として、歳入と同額の減額をお願いしてございます。これは、特別会計から一般会計への繰出金等を減額するものでございます。
次に、十ページをお開きください。
公債管理特別会計でございますが、まず、歳入につきまして、十五億六千四百四十七万五千円の減額補正をお願いしております。これは、当初の見込みよりも低い金利で県債を調達できたことなどによるものでございます。
続いて、歳出でございますけれども、元金につきましては償還額の確定に伴う、利子につきましては、調達金利の確定等に伴う減額補正をお願いしております。
次に、公債諸費でございますが、これは、起債に係る金融機関に対する手数料や、起債関係の事務費などでございますが、実績に伴う減額補正をお願いしてございます。
次に、十一ページになりますが、その他の議案といたしまして、議案第一一号土木その他の建設事業の
市町村負担額について議決を求める件をお願いしております。
これにつきましては、九月議会におきまして議決を頂いたところでございますけれども、国の補正等によるその後の事業費の変更等に伴いまして、市町村の負担額も変更となりますので、その議決をお願いしているものでございます。
なお、事業別・市町村別の内訳につきましては、資料を配付してございますので、お目通しをお願いしたいと存じます。
以上で説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
33
◯西村委員長 次に、税務課長の説明を求めます。
34
◯坂脇税務課長 それでは、税務課関係について御説明申し上げます。
十二ページをお開きください。
第十三目諸費でございますが、過年度・現
年度税収払戻金の三億五千百六十四万七千円の増額は、予定申告された
法人事業税の納税分に係る還付など、過年度に徴収した県税に係る過誤納金の払戻金及びこれに伴う還付加算金が当初の見込みより増加したことに伴いまして、補正するものでございます。
次に、第一目税務総務費の六千七百七十二万六千円の減額は、税務課で予算措置しております税務課及び各地域振興局・支庁の税務関係職員の給与費の補正並びに税務総合システムの維持管理及び改修等に係る業務委託料の入札執行残等に伴う補正でございます。
次に、第二目賦課徴収費の六千七十八万六千円の減額は、個人県民税に係る徴収取扱費交付金が減額となったこと等による補正でございます。
十三ページを御覧ください。
地方消費税清算金の六億六千六百九十八万円の減額は、都道府県間の清算に伴い、本県が他の都道府県に支払う清算金について、先ほど歳入の部で御説明いたしましたとおり、
地方消費税が全国的にも減収となっておりますことから、当初の見込みより減額したものでございます。
次の利子割交付金から、十四ページ中ほどの
自動車取得税交付金については、税収の一部を市町村に交付するもので、それぞれ各税目の税収見合いで補正をお願いするものでございます。
次に、十四ページ一番下の利子割精算金の十万円の減額は、本県が他の都道府県へ支払う精算金が当初の見込みより減少したことによるものでございます。
以上で、歳出補正予算の説明を終わります。
引き続き、その他の議案について御説明します。
十五ページを御覧ください。
議案第一二号鹿児島県
産業廃棄物税条例の一部を改正する条例制定の件でございます。
議案書は四十一ページでございます。
これは、令和六年度を目途として、鹿児島県
産業廃棄物税条例の施行状況を勘案し、必要な措置を講ずることとするため、所要の改正をしようとするものでございます。
改正の内容ですが、条例附則第五項に規定しております「平成三十一年度」を「令和六年度」に改めるもので、施行期日は公布の日でございます。
それでは、当該条例の一部改正に至る経緯等につきまして、別途お手元に、表紙が「鹿児島県産業廃棄物税の制度検討と今後の対応について」という資料を配付いたしておりますので、こちらで説明をさせていただきます。
一ページをお開きください。
産業廃棄物税は、循環型社会の形成に向け、産業廃棄物の排出抑制、減量化、再生利用など、適正な処理の促進を図る施策に要する費用に充てるため、九州各県が連携し導入した法定外目的税で、平成十七年度から施行しております。
また、同条例の附則第五項で、平成三十一年度を目途に、条例の施行状況や社会経済情勢の推移等を勘案し、必要があると認めるときは、この条例の規定について検討を加え、この結果に基づいて必要な措置を講ずることとされております。
このため、今回、納税義務者である排出事業者に対する意識調査を実施し、条例の施行に伴う産業廃棄物の処理量等の推移や排出事業者の意識変化の分析、税収を活用した事業の評価等を通じて産業廃棄物税の政策効果を検証し、産業廃棄物税の今後の在り方を検討したところでございます。
検討結果の概要でございますが、一ページに、産業廃棄物税概要(制度の創設と検討経緯)、二ページに、税収等の状況をまとめております。
産業廃棄物税の税収につきましては、近年、主に鹿児島市内の最終処分場に県外からの産業廃棄物の搬入量が増えたこともあり、二ページの下の表に記載のとおり、課税標準量の増加が見られ、増収の傾向となっております。
三ページの三、使途事業の実施状況及び効果としまして、四ページの冒頭の使途事業の実績と成果にも記載しておりますとおり、(一)産業廃棄物の排出抑制、減量化、リサイクルに係る産業活動への支援、(二)産業廃棄物の適正処理等の促進、(三)公共関与による管理型最終処分場の整備・推進の三つを柱にした事業を実施しているところです。
これらを踏まえて、四ページの中ほどにありますとおり、四、産業廃棄物税の今後の在り方として、税制度及び使途事業について検討し、五ページの中ほどに、五、まとめとして、その結果を記載しております。
五ページ、五、まとめを御覧ください。
(一)税導入の効果検証として、アに記載のとおり、県内で排出される産業廃棄物については、税導入前に比べ、排出量及び最終処分量は減少しており、また、リサイクル率は上昇傾向にあるなど、循環型社会の形成に向けた取組が進められているところです。
また、イに記載のとおり、排出事業者に対する意識調査におきましても、九割近くの事業者が排出抑制やリサイクルに向けた取組を行っており、税導入による排出抑制、リサイクルの推進に向けた一定のインセンティブ効果があったと認められるところです。
このようなことから、(二)今後の対応でございますが、税導入による一定の効果が上がっており、また、九州各県の広域的導入によりましても、一定の成果を上げていることから、税制度については現行のまま継続することとし、今後は、これまでと同様、五年後の令和六年度を目途に税導入の検証を再度行い、その結果に基づいて必要な措置を講ずることとすると整理をさせていただいたところです。
排出事業者に対して実施しました意識調査の結果については、六ページ以降に資料としてお付けしていますのでお目通しください。
以上で、税務課関係の説明を終わります。よろしくお願いします。
35
◯西村委員長 次に、総務事務センター長の説明を求めます。
36 ◯本 総務事務センター長 それでは、総務事務センター関係について御説明申し上げます。
補正予算等説明書の十六ページをお開きください。
第二目人事管理費で一千六百九十八万四千円の減額補正をお願いしております。
まず、庶務事務等集中化事業の一千五百六万九千円の減額は、会計年度任用職員に係る制度改正等に伴う庶務事務システムの改修などに係る経費の確定に伴う補正でございます。
次の職員福利厚生事業の二万二千円の減額は、職員寮の炊事業務などに係る経費の執行見込みに伴う補正でございます。
次の職員健康管理事業の四十八万二千円の減額は、職員の定期健康診断などに係る経費の執行見込みに伴う補正でございます。
次の福利厚生建設事業の百四十一万一千円の減額は、職員住宅の借り上げ等に係る経費の執行見込みに伴う補正でございます。
次に、十二目恩給及び退職年金費の百七十五万九千円の減額補正は、恩給及び遺族に対する扶助料の支給対象者が減少したことによるものでございます。
続きまして、その他議案について御説明申し上げます。
十七ページを御覧ください。
議案第一三号の財産の処分について議決を求める件でございます。
議案書は四十二ページでございます。
また、お手元にあります、右肩に参考資料、総務事務センターと記載してございます「財産処分議案対象地の概要」、一枚ペーパーも併せて御覧ください。
本議案は、鹿児島市魚見町にあります魚見町
職員住宅敷地二万一千六百五平方メートルを株式会社富士土木エンヂニアリングに売却しようとするものでございます。
処分金額は、七億一千三百万円でございます。
以上で、総務事務センター関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
37
◯西村委員長 次に、危機管理課長の説明を求めます。
38 ◯永野危機管理課長 危機管理課関係につきまして、御説明申し上げます。
二十八ページをお願いいたします。
第十三目諸費につきましては、一千円の増額でございます。これは、自衛官募集事務事業の国庫補助内示額が増額したことによる補正でございます。
第一目防災総務費につきましては、全体で一億七百九万七千円の減額でございます。
まず、職員給与関係費一千四百九十七万五千円の減額につきましては、危機管理課、消防保安課等の職員給与費の補正でございます。
次の防災行政推進費二千六百十八万七千円の減額につきましては、災害対策本部室情報システム整備事業における入札執行残などによる補正でございます。
その次の防災行政無線管理運営費六千五百九十三万五千円の減額につきましては、無線局非
常用電源設備再整備事業における入札執行残などによる補正でございます。
以上で、危機管理課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
39
◯西村委員長 次に、原子力安全対策課長の説明を求めます。
40 ◯中川原子力安全対策課長 それでは、原子力安全対策課関係につきまして、御説明を申し上げます。
資料の二十九ページをお願いいたします。
第一目防災総務費につきましては、一億一千百七十一万七千円の減額でございます。これは、防災活動資機材の整備に係る入札執行残などによるものでございます。
次に、第一目環境衛生総務費につきましては、一億三千五百四十七万七千円の増額でございます。
まず、職員給与関係費につきましては、原子力安全対策課及び環境放射線監視センターの職員給与費の補正による三百五十七万七千円の減額でございます。
次に、原子力一般管理費につきましては、補助金等の額の確定に伴う国庫償還金に要する経費の補正による一億三千九百五万四千円の増額でございます。
第四目環境保全対策費につきましては、二億九千七百十三万三千円の減額でございます。
まず、
環境放射線監視測定費につきましては、
空間放射線量測定装置の更新計画の変更等による二億八千四百三十万六千円の減額でございます。
次に、原子力安全等対策費につきましては、国からの交付金の内示減などによる一千二百八十二万七千円の減額でございます。
三十ページの繰越明許費でございます。
原子力防災対策事業につきまして、計画調整及び用地交渉等に不測の日数を要したため、執行期間が不足したことにより繰り越すものでございます。
以上で、原子力安全対策課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
41
◯西村委員長 次に、消防保安課長の説明を求めます。
42 ◯小村消防保安課長 消防保安課関係につきまして、御説明申し上げます。
資料は三十一ページをお開きください。
第二目消防指導費につきましては、二百六十万九千円の減額でございます。
まず、消防行政指導費の二百五十万一千円の減額につきましては、消防・防災ヘリコプターの
搭載機器保険が不要となったことによる補正でございます。
次に、消防学校運営費の十万八千円の減額につきましては、備品整備等の入札執行残などによる補正でございます。
第三目銃砲火薬ガス等取締費の十一万二千円の増額につきましては、高圧ガス製造保安責任者等免状交付業務委託に要する経費の補正でございます。
以上で、消防保安課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
43
◯西村委員長 先ほど学事法制課長が出席しましたので、ここで学事法制課長の説明を求めたいと思います。
44 ◯伊地知学事法制課長 それでは、学事法制課関係につきまして御説明申し上げます。
資料の四ページをお開きください。
第四目文書費は、二百十一万九千円の減額補正をお願いしております。
このうち、文書・法制・宗教法人事務の百五十一万一千円の減額につきましては、行政不服審査事務等に要する経費の執行見込みによる補正でございます。
次の情報公開・個人情報保護事務の六十万八千円の減額につきましては、情報公開制度の実施等に要する経費の執行見込みによる補正でございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
45
◯西村委員長 以上で説明が終わりました。
それでは、廃棄物・
リサイクル対策課長及び
公共関与処分場担当参事が出席しておりますので、まず、議案第一二号鹿児島県
産業廃棄物税条例の一部を改正する条例制定の件に係る部分の質疑を先にお願いいたします。
関係調書は、黄色の表紙で右上に補正関係と表示してある議案書の四十一ページ、また、黄色の表紙で下に
総務委員会と表示してある補正予算等説明書の十五ページ及び、別資料の鹿児島県産業廃棄物税の制度検討と今後の対応についてであります。
質疑はありませんか。
[「なし」という者あり]
46
◯西村委員長 質疑がありませんので、廃棄物・
リサイクル対策課長及び
公共関与処分場担当参事は退席されて結構です。御苦労さまでした。
それでは、その他の議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑の際は、関係調書のページ及び議案名等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
47 ◯上山委員 確認ですが、四十二ページ、議案第一三号の魚見町の財産処分ですが、そもそもどういう経過でこの魚見町の
職員住宅敷地を確保されたのか、そして結果としてこういった形の処分になったのかという経過を教えてください。
48 ◯藤田厚生監 お尋ねのありました魚見町
職員住宅敷地の取得からの経緯でございますが、こちらは平成七年に、当時、鹿児島市内の職員住宅が不足するとして住宅用敷地として取得したものでございます。取得後に埋蔵文化財が発見されたことや、地域住民からの要望等の調査等もございまして、調査等を行っていたところ、平成十三年に財政改革プログラムで計画着工凍結となっております。その後、さらに平成十七年十二月に策定しました職員住宅整備方針におきまして、鹿児島市区の職員住宅の充足率等を勘案しまして、住宅建設は中止されたものでございます。
その後は、未利用地として活用方針を検討しながら、庁内での利活用を検討していたところですが、県としての今後の利活用が見込まれないことや、国及び鹿児島市の買受け希望がなかったことから、今回、一般競争入札により売却することとしたものでございます。
49 ◯上山委員 未利用地の検討というのはどこで検討されたんですか、プロジェクトか何かですか。
50 ◯藤田厚生監 これまでの詳細についてはちょっと今申し上げられませんが、教育関連施設などでの利用について検討が行われたとされております。
51 ◯上山委員 鹿児島市区の職員住宅はもう不足していないという認識でいいのか、また、十六ページの福利厚生施設のほうで職員住宅の借り上げというのがあるんですが、この借り上げというのは鹿児島市区は入っていないという理解でいいのか。
それと、この処分の金額七億一千万円なんですが、この金額の妥当性を教えていただけないでしょうか。この三点をお願いします。
52 ◯藤田厚生監 まず、一点目の鹿児島市内職員住宅の充足率でございますが、現在のところ入居率は五〇%弱となっておりまして、現在のところでは充足していると考えております。
二点目の御質問ですが、建設事業費の補正予算の関係でございます。
こちらのほう、マイナス百四十一万円の補正を組んでおりますが、こちらの内容につきましては、未利用地の管理で、除草経費の確定に伴う補正減となっております。
こちらに記載しております住宅借り上げと申しますのは、これは、共済住宅を建てる際に共済組合から借り受けた資金の借上料を指しております。
三点目でございますが、まず、売却に当たりましては、一定規模以上の土地につきましては、不動産鑑定士に依頼しまして不動産鑑定を行った上で、その鑑定額を基に最低制限価格を設定することとしておりまして、今回は、不動産鑑定の結果の五億一千三百万円を最低売却価格としております。
入札を行いましたところ、複数者の応札がありまして、競争の結果、七億一千三百万円で売却となったものでございます。
これの妥当性ということでございますが、最低制限価格につきましては、正式な不動産鑑定によって正当価格として設定したものでございます。また、売却価格の周辺地域との差などについては、当該地につきましては、いろいろな崖地規制や埋蔵文化財等の要件がありまして、一概に周辺地域の地価とは比較はできないところと考えておりまして、今回の価格は妥当であると考えております。
53 ◯上山委員 分かりました。以上です。
54
◯西村委員長 ほかにございませんか。
[「なし」という者あり]
55
◯西村委員長 ほかに質疑がありませんので、これで議案についての質疑を終了いたします。
これより、採決に入りますが、議案第一号につきましては、議会事務局関係の歳出予算補正の審査後に行うこととし、採決は一時留保します。
それでは、議案第二号など議案五件について、取扱い意見をお願いいたします。
56 ◯寺田委員 議案第二号、第六号、第一一号、第一二号及び第一三号につきましては、いずれも適当であると認められますので、原案のとおり可決でお願いいたします。
57
◯西村委員長 ほかに御意見はありませんか。
[「なし」という者あり]
58
◯西村委員長 それでは、議案第二号など議案五件を採決いたします。
ただいま、議案第二号など議案五件につきましては、可決との御意見がありましたが、議案第二号、第六号、第一一号、第一二号及び第一三号の議案五件につきましては、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
59
◯西村委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第二号、第六号、第一一号、第一二号及び第一三号の議案五件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、議案第二号など議案五件の審査を終了いたします。
以上で、総務部、
危機管理防災局関係の議案の審査を終了いたします。
続きまして、
文化スポーツ局、国体・全国障害者スポーツ大会局関係の審査を行いますが、執行部入替えのため暫時休憩いたします。
午前十一時十五分休憩
────────────────
午前十一時十九分再開
60
◯西村委員長 再開いたします。
それでは、ただいまから
文化スポーツ局、国体・全国障害者スポーツ大会局関係の審査を行います。
まず、議案第一号など議案二件を一括議題といたします。
初めに、
文化スポーツ局長の総括説明を求めます。
61 ◯有木
文化スポーツ局長 それでは、
文化スポーツ局関係につきまして、資料は、令和二年第一回
県議会定例会提出議案等の概要、右上に補正関係、表紙下に
文化スポーツ局と記載してあります資料に基づき御説明いたします。
一ページをお開きください。
初めに、
文化スポーツ局、令和元年度三月
補正予算案でございます。
一般会計で一億一千二百九十三万七千円の増額補正で、補正後の総額は十八億三千四百七十一万七千円でございます。
次に、一、予算議案の主なものでございます。
(一)その他の各事業につきましては、鶴丸城
楼門復元協力寄附金の基金積立て及び事業費の確定等に伴いまして、補正をお願いするものでございます。
(二)繰越明許費の鶴丸城跡保全整備事業につきましては、工法検討に不測の日数を要したため、執行期間が不足したことによるものでございます。
次に、二、その他議案でございます。
鹿児島県文化芸術の振興に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、社会情勢の変化等を踏まえ、文化芸術振興施策の一層の推進を図るため、所要の改正をしようとするものでございます。
詳細につきましては、後ほど関係課長より御説明いたします。
以上で、
文化スポーツ局関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
62
◯西村委員長 次に、国体・全国障害者スポーツ大会局長の総括説明を求めます。
63 ◯中堂薗国体・全国障害者スポーツ大会局長 続きまして、国体・全国障害者スポーツ大会局関係につきまして、お手元に配付しております令和二年第一回
県議会定例会提出議案等の概要の右上に補正関係、下のほうに国体・全国障害者スポーツ大会局と記載されております資料に基づきまして御説明申し上げます。
資料の一ページをお開きください。
初めに、一般会計の令和元年度三月
補正予算案につきましては、二億七千五百九十万六千円の減額補正となっておりまして、補正後の予算額は四十二億四千八百八十九万三千円で、前年度比一〇七・七%となっております。
三月補正予算議案の内容につきましては、一の(二)その他の欄に記載しておりますとおり、職員給与関係費につきまして、組織機構改正による職員の増員に伴う増額補正を行いますほか、「燃ゆる感動かごしま国体・鹿児島大会」開催準備事業や「燃ゆる感動かごしま国体」市町村運営費補助事業、「燃ゆる感動かごしま国体」施設整備事業、市町村有施設整備費補助などにおきまして、
事業費確定等に伴います減額補正を行うものでございます。
二ページをお開きください。
(三)の繰越明許費は、「燃ゆる感動かごしま国体」会場施設整備事業におきまして、総合開・閉会式等の会場となります鴨池公園の園路舗装等改修につきまして、関係機関との計画調整に不測の日数を要したことによりまして、繰り越すものでございます。
以上で、国体・全国障害者スポーツ大会局関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
64
◯西村委員長 次に、議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算(第三号)のうち、歳出予算補正及び繰越明許費補正など議案二件について、関係課長の説明を求めます。
まず、文化振興課長の説明を求めます。
65 ◯日野文化振興課長 配付してありますクリーム色の表紙の補正予算等説明書で御説明をいたします。
以下、各課ともこの資料により御説明をいたします。
それでは、文化振興課関係につきまして、資料の十八ページをお開きください。
第一目生活福祉総務費の職員給与関係費は、文化振興課で予算措置しております職員の給与関係費になりますが、給料及び職員手当等の実績見込みに伴う補正でございます。
なお、この職員給与関係費の補正理由につきましては、
文化スポーツ局内の各課とも同様に理由でございますので、各課の説明は省略をさせていただきます。
次の鶴丸城
楼門復元協力寄附金基金造成事業は、楼門復元のために受け入れた寄附金等について、鶴丸城
楼門復元協力寄附金基金に積み立てるための補正でございます。
第四目文化推進費は、文化行政の総合調整等に要する経費の実績見込みによる伴う補正でございます。
第六目文化施設費は、文化施設の管理運営及び施設・設備の補修等に要する経費の実績見込みに伴う補正でございます。
十九ページをお開きください。
第七目黎明館費は、黎明館の施設の管理運営及び常設展示事業、県史料編さん、維持補修、鶴丸城跡の保全整備に要する経費の実績見込みに伴う補正でございます。
二十ページを御覧ください。
議案第一四号の鹿児島県文化芸術の振興に関する条例の一部を改正する条例制定の件でございます。
議案書は四十三ページとなります。
社会情勢の変化や国の法改正などを踏まえ、文化芸術振興施策の一層の推進を図るため、所要の改正をしようとするものでございます。
改正の概要といたしましては、基本理念に、文化芸術の振興に当たっては、文化芸術を通じた交流人口の拡大などにより生み出された価値を文化芸術の継承、発展及び創造に活用されるよう配慮されなければならない旨などを追加するとともに、県の責務として、県は、県民の文化芸術に対する関心及び理解を深めるように努めるものとする旨などを追加するものでございます。
また、文化芸術振興指針を文化芸術推進基本計画に改めるものでございます。
施行期日につきましては、公布日を予定しております。
二十一ページをお開きください。
議案第一号の生活福祉費繰越明許費の鶴丸城跡保全整備事業は、工法検討に不測の日数を要したため執行期間が不足したことによりまして、工事に要する経費を繰り越すものでございます。
以上で、文化振興課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
66
◯西村委員長 次に、世界文化遺産課長の説明を求めます。
67 ◯冨吉世界文化遺産課長 世界文化遺産課関係につきまして御説明いたします。
二十二ページをお開きください。
第一目企画総務費の明治日本の産業革命遺産等次世代への継承推進事業は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産の構成資産の管理保全、メディア向けプロモーションやシンポジウムの開催などの普及啓発や情報発信、鹿児島県世界文化遺産地域通訳案内士の認定・登録などの取組に要する経費の実績見込みに伴う補正でございます。
以上で、世界文化遺産課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
68
◯西村委員長 次に、総務企画課長の説明を求めます。
69 ◯川畑総務企画課長 それでは、国体・全国障害者スポーツ大会局の平成元年度三月補正予算につきまして、引き続き補正予算等説明書に基づき御説明いたします。
まず、総務企画課関係について、三十二ページをお開きください。
第一目一般管理費の職員給与関係費の一億二千七百四十四万二千円の増額につきましては、総務企画課で予算計上しております国体・全国障害者スポーツ大会局の競技力向上対策課等を除く職員の職員給与関係費につきまして、本年度の職員数が六十五名から八十六名になったことなどによるものでございます。
次に、第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」開催準備事業は、燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会実行委員会が行う広報活動や県民運動などの各種開催準備事業などに対して負担金を拠出するもので、実行委員会における入札等による事業費の確定や、平成三十年度決算剰余金の処理及び実行委員会で集めた企業協賛金を事業に充当したこと等に伴い、六千八百六十八万一千円の減額補正を行うものでございます。
次に、国民体育大会・全国障害者スポーツ大会施設整備等基金造成事業の三千二百七十一万七千円の増額(後ほど「減額」に訂正発言あり)につきましては、実行委員会で集めた募金等の県への寄附金の実績見込みに伴うものでございます。
以上で、総務企画課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
70
◯西村委員長 次に、全国障害者スポーツ大会課長の説明を求めます。
71 ◯末吉全国障害者スポーツ大会課長 全国障害者スポーツ大会課関係について御説明申し上げます。
資料の三十三ページをお開きください。
まず、第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」開催準備事業の一千五十六万二千円の減額につきましては、県実行委員会が実施するかごしま大会の開催準備に要する経費につきまして、事業費の確定等に伴い補正を行うものでございます。
次に、第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」競技役員等養成事業の五百四十一万四千円の減額につきましては、かごしま大会の競技運営に必要な競技役員等の養成に要する経費につきまして、事業費の確定等に伴い補正を行うものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
72
◯西村委員長 次に、施設調整課長の説明を求めます。
73 ◯井立田施設調整課長 施設調整課関係について御説明申し上げます。
三十四ページを御覧ください。
まず、第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」開催準備事業の一千五万八千円の減額につきましては、両大会における宿泊輸送準備及び開会式等の会場整備・警備に要する経費について、事業費の確定等に伴う補正を行うものでございます。
次に、「燃ゆる感動かごしま国体」会場施設整備事業の二億一千百十二万三千円の減額につきましては、競技会場等となる県有施設の整備及び市町村有施設整備費補助に要する経費について、事業費の確定等に伴う補正を行うものでございます。
続きまして、三十五ページの繰越明許費でございます。
「燃ゆる感動かごしま国体」会場施設整備事業につきまして、関係機関との調整に不測の日数を要したことにより、八億七千三百十九万六千円を令和二年度に繰り越すものでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
74
◯西村委員長 次に、競技式典課長の説明を求めます。
75 ◯塚元競技式典課長 それでは、競技式典課関係につきまして御説明申し上げます。
三十六ページを御覧ください。
第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」開催準備事業の八百六十五万三千円の減額につきましては、両大会の式典準備、国体の競技運営準備に要する経費について、事業費の確定等に伴う補正でございます。
次に、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」競技役員等養成事業の四百五十七万円の減額につきましては、国体の競技運営に必要な競技役員等の養成に要する経費について、同事業の進捗状況及び今後の見通しを踏まえ、県実行委員会の平成三十年度決算剰余金の処理に伴う減額補正でございます。
次に、「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」競技用具整備事業の百二十八万円の減額につきましては、国体の競技運営に必要な競技用具の整備に要する経費について、入札執行残に伴う補正でございます。
次に、「燃ゆる感動かごしま国体」市町村運営費補助事業の四千六百八十二万五千円の減額につきましては、国体競技別リハーサル大会の所要経費の補助に要する経費について、事業費の確定に伴う補正でございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
76
◯西村委員長 次に、競技力向上対策課長の説明を求めます。
77 ◯寺前競技力向上対策課長 競技力向上対策課関係について御説明申し上げます。
三十七ページをお開きください。
第十四目国体推進費の「燃ゆる感動かごしま国体」に向けた競技力向上対策事業の三百四十六万五千円の減額につきましては、少年種別の指導などを行う強化指導員に係る費用弁償、通勤手当相当額の執行残に伴う補正でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
78 ◯川畑総務企画課長 御説明に誤りがありましたので訂正いたします。
三十二ページをお開きください。
一番下の国民体育大会・全国障害者スポーツ大会施設整備等基金造成事業につきまして、私、先ほど三千二百七十一万七千円の増額と申しましたが、減額の誤りでありましたので、訂正いたします。
79
◯西村委員長 以上で説明が終わりましたので、説明のありました議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑の際は、関係調書のページ及び議案名等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
80 ◯上山委員 まず、議案第一四号文化芸術の振興に関する条例ですが、あまり条例の中身をよく知らないものですから教えていただきたいのですが、これは文化芸術の振興ということなんですが、具体的にはどういった事業を反映した形の条例になっているんでしょうか。
81 ◯日野文化振興課長 鹿児島県文化芸術の振興に関する条例でございますが、本条例は、文化芸術の振興を通じて、心の豊かさを実感できる県民生活及び地域社会をつくっていくための基本理念や責務等を定めて、今後の県の文化芸術振興に関する基本的な施策等を示すものでございまして、県が県民と一体となって、文化芸術の継承と新たな創造に向けて取り組むことを宣言する基本的な項目を定めた条例となっております。
82 ◯上山委員 基本的な理念だと思うんですけれども、今回、この改正は、指針から基本計画への改正ということで大分具体的な中身になってきているなと思っているんです。要するに、狙い、この変える目的ですね、それをまずお教えいただきたいのと、議案の中の四番に市町村が行う文化芸術振興設備について、必要な支援を行うと書いてありますが、これはまた具体的な中身になっているんですが、これはどういった項目を考えていらっしゃるのか、この二点について教えてもらえませんか。
83 ◯日野文化振興課長 今回の条例改正につきましては、社会情勢の変化や国の法改正などを踏まえまして、基本理念や県の責務の条文に新たに必要となった内容を追加するというような内容になっております。
文化芸術振興の基本的な方向性を定める定め方として、これまでは指針という形で定めておりましたけれども、これを計画という形に変更したいという内容でございます。
市町村事業につきましては、先ほども申し上げましたように、この条例が基本的な方向性、理念を定めるということで、そのような内容、この条例で具体的な事業を定めているわけではなくて、理念としてそのような方向性を定めてあるということでございます。
84 ◯上山委員 市町村への支援の具体的なものはないということですか。
85 ◯日野文化振興課長 具体的な事業自体は、市町村そのものというよりは、個々の文化芸術活動に対しての支援という形で行っているところでございまして、市町村そのものの文化行政を支援するような事業というものは含まれていないところでございます。
86 ◯上山委員 イメージが分かりました。
このページの八番、真ん中のほうに書いていますけど、基本的には市町村がこういったまちづくりとかあるいは文化振興には寄与していると思うんです。ですから、ここの八番に書いてある観光、まちづくりあるいは各関連分野における施策との有機的な連携に配慮ということですから、県としてはやはり理念の下に市町村と連携しながらまちづくりを支援していく、要するに理念的な支援ということで理解しております。この中に、県がつくっている景観の条例の関係とかいう視点も入ってこないのかなと思ったんですが、今回のこの理念の中には、景観に対する配慮というのは入ってこないんですか。文化芸術の中の景観に対する視点というのは特に盛り込まれていないということでいいんですかね。
87 ◯日野文化振興課長 今回の文化芸術の振興に関する条例につきましては、先ほども説明しましたように、文化芸術の振興についての基本的な理念等を定めたものでございまして、文化芸術の施策をさらに充実するとともに、文化芸術の活用を通じて交流人口の拡大などを図って、それにより生み出された地域の活性化や消費拡大、人材育成などの様々な効果を、さらに文化芸術の承継とか発展、創造に生かしていきたいということが内容としてなっております。
その中の一環として、観光やまちづくりなどのその他の分野における施策との連携も図っていきたいということが理念としてうたわれているところでございまして、景観そのものはこの条例の中ではうたっておりませんが、公共の建物の整備に当たっては、歴史や文化と調和するように求めるというような内容の条文はございます。
88 ◯上山委員 分かりました。
景観というのは全ての、住居とかあるいはまちづくりとか観光とかに反映すると思うんですね。そういった景観の視点というところも踏まえて、文化芸術の振興ということに寄与してもらえばと思いまして、発言させてもらいました。以上です。
89 ◯向井委員 今の文化振興に関して、以前、ある国会議員の先生が鹿児島に来たとき、特に奄美などの今までの伝統文化、それと引き継いできたもの、それらはもうそれ自体が一つの観光資源だという話をなさったのが非常に印象に残っております。そういう観点から、今後の新たな展開というふうに捉えてもいいのかどうかお伺いします。
90 ◯日野文化振興課長 文化芸術の振興に当たりましては、文化芸術の固有の意義や価値も大事ではございますけれども、観光やまちづくり、国際交流や福祉、教育、産業などの関連する分野の施策と連携を図って進めていくということも重要なことであるというふうに考えているところでございます。
91 ◯向井委員 もう一点は、国体・全国障害者スポーツ大会についてです。
先ほど、補正予算の説明の中で、繰越明許で八億七千万円という金額が出ております。これは関係機関との調整不足、日数不足ということでどうしても繰り越さざるを得ないということでした。
その中の工事というか、それの内容、それとこれが大会に間に合うような形でできるのかどうか、そこら辺をお伺いします。
92 ◯井立田施設調整課長 繰越明許費についての御質問を頂きました。
繰越明許費の八億七千三百万円の内訳について御説明をいたします。
県有施設におきましては四億三千六百万円余りの工事が繰越しでございます。あと平川ヨットハーバーの工事が一億円弱の繰越しでございます。鴨池公園の工事の内容につきましては、主に北側の園路の工事でございます。北側の園路でただいま駐車場の整備、それからそれに伴う植栽の整備、そして舗装等の工事を行っておりますが、これについて繰越しをしております。
平川ヨットハーバーにつきましては、二月に完了いたしましたヨットハウス、管理艇庫ですね、その解体後の舗装と、あと浜平川港のしゅんせつ工事について繰越しをさせていただいております。
鴨池公園の繰越しにつきましては、Jリーグの試合とか、それから陸上関係の競技、それからラグビーワールドカップの南アフリカチームの合宿等がございまして、既存施設の利用を調整をしながらということで、ところどころ工事の中断をしております。やはり工事をしながら競技を開催するとなりますと、観覧客その他の方々に不測の事故等があるといけないということで、休止をしているところでございます。そのようなことも含めて時間がかかっているというところでございます。
それから、舗装の工事につきましては、北側の駐車場等の整備、植栽の整備が終わってから、最終的に仕上げという形で、舗装工事が一番最後になるというようなこともございまして、繰越し工事という形で上げさせていただいているところでございます。
市町村の補助の三億三千七百万円の内容につきましては、霧島市の馬術競技でございますが、それの特殊競技の整備に係る費用でございます。どうしても馬術競技というのは非常に特殊な競技でございまして、馬場の整備等で砂を入れたり、厚さ調整をしたりするんですが、そういう性能等の調整に時間を要したというようなことでございます。
あと、市町村補助の事業の中では、南さつま市で行うスポーツクライミングのボルダリングの施設については、屋内で整備をする必要がございますが、そのボルダリング施設を収納する建屋の工事が繰越しでございます。これについては規模の見直し等で調整を要したということでございます。
今後、繰越しという形で認めていただいた後は、しっかりと十月の本番に向けて、仮設工事が七月に始まる予定でございますので、それまでには進捗管理をしっかりとした上で間に合わせたいというふうに考えております。以上です。
93 ◯向井委員 ありがとうございます。しっかり間に合うようにやっていただきたいと思います。
あと一点だけ、三十六ページ、競技式典課のほうで上から三番目、「燃える感動かごしま国体・かごしま大会」競技用具整備事業というのがあります。そこで百二十八万円の減額がなされています。
実は視察でボート会場に行ったときに、競技道具とか用具とかの他県とのシェアというのがあるという話もちらっとお聞きして、ああ、なるほどなど。要するに、国体の基準に達したそういう用具、それをほかの県からお借りしてやると。ここでそういうマイナスが出たから、そういうことが発生したのかなという思いもあったのでの質問です。他県とのシェアと、お互い使い合うということも発生したのかどうか、そこら辺お願いします。
94 ◯塚元競技式典課長 競技用具の整備につきましては、平成三十年度、三十一年度、来年度、三か年間で計画的に整備を進めていくこととしております。競技用具の整備につきましては必要最小限度、まずは現有の用具を使う、無い場合には借用する、どうしても整備しないといけないというものにつきまして、県有施設に係る分については県で、それから市町村有施設につきましても、特に配慮を要するということで、既存の競技大会よりも大幅な用具の整備が必要であったりとか、あと利活用が余り見込めないというものにつきましても、特に配慮を要する用具として県のほうで整備しております。
また、整備につきましても、経費節減を図るということで、ボート競技につきましても、七十六艇を整備しないといけないということになっており、かなりの負担がかかりますので、そこは複数県で共同整備をしまして、持ち回りでそれぞれ大会において使用していくという取組をしております。
また、今年度整備いたしましたライフル射撃の電子標的につきましても、県のほうで整備したものを後催県のほうに一部売却するというような形で、できるだけ本県においての整備につきましても、経費節減がされるようにということで整備をしているところです。
今回、補正で上げております百二十八万円につきましては、純粋に今年度整備するものについての入札執行残ということで上げさせていただいております。以上です。
95 ◯向井委員 ありがとうございます。
お互いに使い回しができるものはそういう形でやっていって、できるだけ経費節減にまたつながるよう頑張っていただきたいと思います。
ありがとうございます。以上です。
96 ◯瀬戸口委員 三十二ページの「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」広報推進事業費の中で、今、県庁舎の前にたくさん大きな看板が飾ってありますよね、飾ってあるというか広報されている。あれは何枚作ったんですか。
97 ◯川畑総務企画課長 今、県庁前に設置してある看板ですけれども、あれは今年度、この事業の広報の事業費を活用して作りました。県道側に大きな看板が四枚、それから公用車の出入口の裏表に横断幕が二枚ずつ、計四枚ですね。それから県庁玄関前の支柱に対の二枚、それと玄関入り口の上に看板一枚を今年度整備したところでございます。
98 ◯瀬戸口委員 これは県庁舎だけで、県内一円に喚起するためにも、振興局あたりとかにはできなかったのかな思うんですけれども。
99 ◯川畑総務企画課長 振興局・支庁には以前から懸垂幕を配備しておりまして、それぞれもう既に掲げてございます。
それから、主要な交通結節点など。例えば最近、そこの国道の上の歩道橋に横断幕を設置させていただいたりとか、いろいろなところと交渉しまして、看板設置となると設置と撤去も大変ですので、できるだけ懸垂幕や横断幕を活用して、いろいろなところで国体・大会の周知を図っているところでございます。(「いいです」という者あり)
100
◯西村委員長 ほかに質疑はありませんか。
101 ◯日野文化振興課長 先ほど条例の御説明のときに、上山委員から御質問頂きました、市町村への支援という内容についてでございますけれども、この条例自体は基本的に理念を述べたものではございますけれども、具体的に市町村への支援としては、現在例えば、青少年のための芸術鑑賞事業というものなどをやっております。これは市町村の小・中学校等に芸術家等を派遣して、生徒の芸術鑑賞能力の向上や、豊かな情操の涵養に資するというような事業を行っているなど、個別の事業の中で支援をさせていただいているところでございまして、今後もそのように個別の事業の中で市町村への支援あるいは助言等を行いながら、連携を深めていきたいというふうに思っております。
102
◯西村委員長 これで議案についての質疑を終了いたします。
これより、採決に入りますが、議案第一号につきましては、議会事務局関係の歳出予算補正の審査後に行うこととし、採決は一時留保します。
それでは、議案第一四号の議案一件について、取扱い意見をお願いいたします。
103 ◯寺田委員 議案第一四号につきましては、適当であると認められますので、原案のとおり可決でお願いいたします。
104
◯西村委員長 それでは、議案第一四号の議案一件を採決いたします。
ただいま、議案第一四号の議案一件につきましては、可決との意見がありましたが、議案第一四号につきましては、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
105
◯西村委員長 異議なしと認めます。
よって、議案第一四号の議案一件につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、議案第一四号の議案一件の審査を終了いたします。
以上で、
文化スポーツ局、国体・全国障害者スポーツ大会局関係の議案の審査を終了いたします。
続きまして、
男女共同参画局、出納局、各種委員会関係の審査を行いますが、ここで、昼食等のため暫時休憩いたします。再開は、おおむね午後一時十五分といたします。
午前十一時五十七分休憩
────────────────
午後 一時 十五分再開
106
◯西村委員長 再開いたします。
それでは、ただいまから
男女共同参画局、出納局、各種委員会関係の審査を行います。
まず、議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算(第三号)のうち、歳出予算補正を議題といたします。
初めに、
男女共同参画局長の総括説明を求めます。
107 ◯迫
男女共同参画局長 それでは、
男女共同参画局関係につきまして、右上に補正関係と記載してあります令和二年第一回
県議会定例会提出議案等の概要で御説明いたします。
一ページをお開きください。
初めに、令和元年度三月
補正予算案でございます。
一般会計で千五百十五万一千円の減額補正をお願いしております。補正後の総額は十三億一千三十二万五千円となっております。
次に、一、予算議案の主なものでございます。
(一)その他の各事業につきましては、事業費の確定等に伴いまして補正するものでございます。
詳細につきましては、関係課長より御説明いたします。
以上で、
男女共同参画局関係の説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
108
◯西村委員長 続いて、議案第一号について、関係課長の説明を求めます。
まず、青少年男女共同参画課長の説明を求めます。
109 ◯平嶺青少年男女共同参画課長 配付してありますクリーム色の表紙の補正予算等説明書で御説明申し上げます。
以下、各課ともこの資料により御説明させていただきます。
それでは、青少年男女共同参画課関係につきましては、二十四ページをお開きください。
第一目生活福祉総務費の職員給与関係費は、青少年男女共同参画課で予算措置しております職員の給与関係になります。給与の実績見込みに伴う補正でございます。
なお、この職員給与関係費の補正理由につきましては、
男女共同参画局のほかの課も同様でございますので、各課の説明は省略させていただきます。
第五目青少年女性対策費の郷土に学び・育む青少年の育成事業費は、県青少年会館の空調等改修工事の入札執行残や、県有の常設展示施設における土・日・祝日の子供の入館・入園料を無料化するために要する経費の実績見込みに伴う補正でございます。
二十五ページをお開きください。
男女共同参画政策事業費は、国の地域女性活躍推進交付金の内示減等に伴う補正でございます。
次に、第一目社会教育総務費の生涯学習推進費は、かごしま地域塾活動支援事業実績見込みに伴う補正でございます。
以上で、青少年男女共同参画課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
110
◯西村委員長 次に、くらし共生協働課長の説明を求めます。
111 ◯上村くらし共生協働課長 くらし共生協働課関係につきまして御説明いたします。
資料の二十六ページでございます。
第三目共生協働推進費の共生・協働の地域社会づくり事業費は、共生・協働の地域社会づくり基金の運用益積み増しに伴う補正でございます。
第二目消費生活費は、県消費生活センターの管理運営に要する経費等の実績見込み及び消費者行政活性化事業費補助に係る国庫の内示減に伴う補正でございます。
以上で、くらし共生協働課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
112
◯西村委員長 次に、人権同和対策課長の説明を求めます。
113 ◯椛山人権同和対策課長 人権同和対策課関係につきまして御説明いたします。
二十七ページをお開きください。
第一目生活福祉総務費の人権啓発推進事業費は、人権問題に関する啓発活動等の国庫委託金の確定に伴う補正及び隣保館運営費補助事業の実績見込みに伴う補正でございます。
以上で、人権同和対策課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
114
◯西村委員長 次に、会計課長の説明を求めます。
115 ◯折田会計課長 それでは、会計課関係の補正予算について御説明申し上げます。
資料の三十八ページをお開きください。
中段にございます第七目会計管理費で一千五十一万二千円の減額補正をお願いしております。これは、財務会計システム運営管理費でございまして、システムサーバー機器の賃借料の執行残等により減額しようとするものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いします。
116
◯西村委員長 次に、管財課長の説明を求めます。
117 ◯赤崎管財課長 管財課関係の補正予算について御説明申し上げます。
三十九ページをお開きください。
第八目財産管理費で二百十五万八千円の減額補正をお願いしております。
このうち、財産維持管理事業の増額補正につきましては、組織再編に伴う執務室等の改修に要する経費の増でございます。
次の財産維持補修事業の減額補正につきましては、庁舎や公舎の改修や維持補修に要する経費の執行残でございます。
以上で、管財課関係の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
118
◯西村委員長 次に、人事委員会事務局次長兼総務課長の説明を求めます。
119 ◯千代森人事委員会事務局次長兼総務課長 人事委員会事務局関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。
四十ページでございます。
まず、第一目委員会費につきまして、四十七万六千円の減額補正をお願いしております。これは、人事委員会委員の人件費及び人事委員会の運営に要する事務的経費の執行見込みに基づくものでございます。
次に、第二目事務局費につきまして、百四十四万八千円の増額補正をお願いしております。これは、事務局職員の給料等及び事務局の運営に要する事務的経費の執行見込みに基づくものでございます。
以上で、人事委員会事務局関係についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
120
◯西村委員長 次に、監査委員事務局次長兼監査第一課長の説明を求めます。
121 ◯松元監査委員事務局次長兼監査第一課長 監査委員事務局関係の補正予算につきまして御説明申し上げます。
四十一ページをお開きください。
第一目委員費につきましては、十一万五千円の減額補正をお願いしております。これは、監査委員の人件費及び監査に要する経費の執行見込みに基づくものでございます。
次に、第二目事務局費につきましては、百二十四万六千円の減額補正をお願いしております。これは、事務局職員の給料等及び事務局運営費の執行見込みに基づくものでございます。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
122
◯西村委員長 以上で説明が終わりましたので、説明のありました議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑の際は、関係調書のページ及び議案名等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
123 ◯上山委員 確認だけさせてください。管財課のほうで、三十九ページ、財産維持管理事業というのは組織改編だということですので、多分庁舎内のパネルの移動とかなのかなと思ったんですが、その具体的な維持管理の費用について教えてください。
それから、庁舎・公舎の維持補修に要する経費ですけれども、実際どういうところでこういった減が出たのか、具体的な中身を教えてもらえればと思います。
124 ◯赤崎管財課長 まず、財産維持管理事業の件でございます。
これは、組織改正による執務室改修等の増額補正でございますが、今年度、組織機構の改正がございますけれども、それに伴いまして、執務室の仕切りが変わったり、電話機の設置・移設があったり、電灯やドアの鍵の変更もございます。そして各課の案内板の修正等がございますので、それについてそのような改修などを行うために増額補正をお願いするものでございます。
そして、次の財産維持補修事業の件でございますが、これにつきましては、今回の減額補正につきましては、行政庁舎の冷温水発生機の四号更新工事がございまして、これは執行残で約七百三十万円の執行残が発生しております。
そしてもう一つ、県庁舎の受変電設備の改修工事におきまして約二百万円の入札残が発生しておりまして、これによって減額補正をお願いするものでございます。以上です。
125 ◯上山委員 受変電設備というのは、それは買い換えたということですか。
126 ◯赤崎管財課長 これは受変電設備の改修でございます。
127 ◯上山委員 組織改編の場合には、当然ながら、パネルを移動しながら庁舎の広さを調整するんでしょうけれども、二階の漁港漁場課、あそこが非常に狭く感じるんですけれども、あそこの対策というのは、再編とは違いますが、何か検討はされてないんでしょうか。
128 ◯赤崎管財課長 今回の組織改正ではないものですから、特に漁港漁場課の関係はございませんけれども、現在のところ、隣にある以前の喫煙所が受動喫煙の関係で喫煙所としては閉鎖されていましたので、そこを今年度の予算で改修しまして、会議室に使ったりしていただいているところでございます。
129 ◯上山委員 会議室。(「打合せ施設」という者あり)打合せ施設ね、はい、分かりました。以上です。
130 ◯向井委員 一点だけ、二十四ページの青少年男女共同参画課にお伺いいたします。
五目の青少年女性対策費、郷土に学び・育む青少年の育成事業費の中の一番右側のほうに五つあります。そのうちの二、四、そして五の交流事業関係というのは、今回の新型コロナウイルス発生以前に全て終了したと捉えていいんですか。
131 ◯平嶺青少年男女共同参画課長 二番の青少年海外研修事業につきましては、当初予定しておりました四コースのうち、上海コースと台北コースを実施しまして、ソウルコースと香港コースにつきましてはそれぞれ、ソウルコースにつきましては、大韓航空が休止した関係もありまして中止させていただいております。香港コースにつきましては、当初予定しておりましたが、現地の情勢等を考慮しまして、香港コースについても中止をさせていただいているところです。
あと四番目の青少年海外ふれあい事業と、岐阜とのふれあい事業につきましては、既に事業を終了しているところでございます。
132 ◯向井委員 ということで、中止になった事業というのはあったわけですね。分かりました。それで了解しました。以上です。
133
◯西村委員長 ほかにないですか。
[「なし」という者あり]
134
◯西村委員長 質疑がありませんので、これで議案についての質疑を終了いたします。
これより、採決に入りますが、議案第一号の採決につきましては、議会事務局関係の歳出予算補正の審査後に行うこととし、採決は一時留保します。
以上で、
男女共同参画局、出納局、各種委員会関係の議案の審査を終了いたします。
続きまして、議会事務局関係の審査を行いますが、執行部入替えのため暫時休憩いたします。
午後一時 三十分休憩
────────────────
午後一時三十二分再開
135
◯西村委員長 再開いたします。
それでは、議会事務局関係の審査を行います。
まず、議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算(第三号)のうち、歳出予算補正を議題といたします。
次長兼総務課長の説明を求めます。
136 ◯吉松議会事務局次長兼総務課長 議会事務局関係の令和元
年度補正予算につきまして御説明申し上げます。
予算に関する説明書は三十五ページ、また、補正予算等説明書は一ページでございます。
以下、補正予算等説明書の一ページにより御説明申し上げます。
まず、第一目議会費の二千九百六万一千円の減額補正につきましては、改選による議員の入替わりに伴う議員期末手当の減、議会日数等の確定に伴う旅費額の減などでございます。
第二目事務局費の三百四十二万七千円の減額補正につきましては、警備業務委託の契約額確定に伴う減、産業経済委員会室会議システムの機器更新費用の確定に伴う減などでございます。
以上で、議会事務局関係の説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。
137
◯西村委員長 以上で説明が終わりましたので、説明のありました議案についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑の際は、関係調書のページ及び議案名等も併せてお知らせくださるようお願いいたします。
[「なし」という者あり]
138
◯西村委員長 質疑がありませんので、これで議案についての質疑を終了いたします。
これより、採決に入ります。
議案第一号令和元年度鹿児島県
一般会計補正予算(第三号)については、採決を留保した総務部等の分も併せた取扱い意見としていただくようにお願いいたします。
それでは、議案第一号について、取扱い意見をお願いたします。
139 ◯寺田委員 議案第一号につきましては、適当であると認められますので、原案のとおり可決でお願いいたします。
140
◯西村委員長 それでは、議案第一号を採決いたします。
ただいま、議案第一号につきまして、可決との意見がありましたが、原案のとおり可決すべきものとすることに御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
141
◯西村委員長 御異議なしと認めます。
よって、議案第一号につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、当委員会に付託されました
補正関係議案七件の審査を全て終了いたしました。
ここで、お諮りいたします。
委員長報告の文案につきましては、当席に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
[「異議なし」という者あり]
142
◯西村委員長 御異議ありませんので、そのようにいたします。
以上で、本日の日程は全て終了いたしました。
本日は、これをもちまして散会いたします。
御苦労さまでした。
午後一時三十五分散会
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